ありがとう、“KINJIRO!”-芸術鑑賞会ー

「歩け歩け歩け 自分の道を信じて 風呂にはいった気持ちで あすへ向かおう…」。舞台と客席が一体になって、ホールに歌声が響きます。4月27日(金)、恒例の新入生歓迎芸術鑑賞会でのようすです。今年の演目はミュージカル鑑賞、劇団わらび座さんによる「KINJIRO!~本当は面白い二宮金次郎」。教科書で誰もが一度は見た(聞いた)ことのある「たきぎを背負って勉強する」銅像、二宮金次郎が主人公。幕末の一百姓に過ぎなかった金次郎が、財政難に苦しむ小田原藩に登用され、荒れ地の藩領の復興に挑む姿を描きます。

歴史上は道徳の象徴のような金次郎ですが、劇中では金次郎の誠実さとともに、仕事に打ち込むあまり家族をおざなりにしてしまった葛藤も描かれ、親しみを感じさせる演出です。また、金次郎の改革に従わなかった人々が、徐々に金次郎に心を開いていく姿、歌に合わせた金次郎のメッセージ一つ一つが心に響くようでした。

幕後に役者の方が「みなさんで歌いましょう!」と劇のテーマソング(冒頭の歌)を一同合唱。代表生徒に、太鼓や鉦(かね)の演奏も体験させてくれました。生徒たちにとっては、受験という関門を前に、金次郎の誠実さ・一途さを我が事を重ねて見ることができたのではないでしょうか。

わらび座さん、素敵な公演をありがとうございました。

また会場を取り仕切った中学・高校の生徒会役員の皆さん(30年度新役員・29年度旧役員合同)も大変お疲れさまでした。