「残されたものを最大限にいかせ」-高2・愛知和講演-

19日(月)、高校2年生対象の愛知和講演を実施し、女子射撃選手としてパラリンピックに3度出場経験のある田口亜希さんに講演をしていただきました。 冒頭では、自身の足が不自由になった時の体験を話してくれました。今まで簡単に行っていたことができなくなる不自由さを生徒たちは感じることができたと思います。

 

競技については、射撃には室内で10メートル先の的(まと)を狙うものと、屋外で50メートル先の的を狙うものがあると教えてくれました。実際に的を見せていただきましたが、それは非常に小さいもので、大変な集中力が必要な競技であるとわかりました。

射撃は個人競技なので、的に当てるも外すも自己責任であり、的を外してしまったときに動揺せず自分をコントロールすることが大切だと学びました。その際、パラリンピックの父とされる、ルードヴィッヒ・グッドマンの「失ったものを数えるな。残されたものを最大限にいかせ」という言葉も教えて下さりました。

「国内には700万人もの障がい者がいるもかかわらず、身近に障がいのある知り合いは多くない」。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの時には高校2年生は大学生、ボランティアとして運営に関わっているかもしれません。どうか将来を「障がいのない人が障がいのある人を助ける社会」ではなく「多様性を認め、障がいのある人と助け合っていく社会」=バリアフリー社会にし、主体的に担ってくれることを願います。(高2・Y教諭)