校長コラム

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校長コラム詳細

2020/08/03

心を豊かに

令和2年度2回めのコラムになります。
本来は、毎月の初めに書かなければならないのですが、「コロナ禍」に対応することを始め、様々なことがあって、今日まで書くことが出来ず、不甲斐ない思いをしております。その反省を込めて、今年度初めてのコラムは、こんな厳しい状況だからこそ、明るい話題を取り上げたいと思います。特に、皆さんとの関わりで、感激したこと、うれしかったことを書こうと思っています。


一つ目は、本校の海外留学プログラムで、1年間アメリカ、ユタ州の留学から帰国した生徒と面談した時に、その報告で、海外留学の経験という特別な状況があることを考慮しても、素晴らしく成長していたので、大変うれしく思い、紹介しようと考えました。

この面談で、毎年感じていることですが、英語力の向上はもちろんですが、人間力の向上や成長が英語力の向上と匹敵するほど、話しぶりや雰囲気から実感でき、頼もしくも、うれしくも思っています。

「1年留学で何を学んだか」という報告に、本当に数えられないほど学んだのですが、『一番は、多くの人の助けがあって今の私がいると実感したこと』と、『笑顔の大切さを学んだ』と話していました。また、『自分に自信を持つことの大切さ』や『今まで気づかなかった自分の性格や能力に気づき、苦しい状況でも耐える精神力が培われた』とも話していました。その清々しい報告ぶりを大変うれしく思いました。


もう一つは、大宮開成の生徒の皆さん一人ひとりがこんな大変な状況にあっても、『学ぶ姿勢』が、崩れていないことです。

6月からの学校再開後の登下校の姿、授業中の学習への取り組み、部活動の活動、図書館の利用、自習室の利用など、困難な状況下であっても、本校の目標である「自立・自律」した行動を具現化してくれ、着実に成長を果たしてくれています。何よりうれしく思います。

まだまだ、大変な状況は続きますが、大宮開成の生徒であることに、「自信=Confidence」と「誇り=Pride」を持って頑張りましょう。

 

- - <今月の推薦図書>- -

2020年本屋大賞ノミネートされた10冊を読みました。
順位に関係なく、私個人が気に入った本の第1位は、砥上裕將(とがみ・ひろまさ)氏の「線は、僕を描く」(講談社)でした。水墨画を題材にして、生き方を考えることが出来る作品でした。本当に、一気に読めた本でした。

また、私の好きな作家の一人でもある 小川糸氏の「ライオンのおやつ」(ポプラ社)も読み応えのある作品でした。難しいテーマですが、時間に余裕を持って読んでみてください。