今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2017/06/27
22日(木)~25日(日)、一貫部中2の奈良京都校外研修を実施しました。
22日昼、まず奈良・斑鳩の法隆寺に到着。梅雨はどこへやら、世界遺産の空は1300年の時を超え、青く澄みわたっていました。
薬師寺では名物のお坊さんの講話。「人間、いやなことから顔を背ける。だから『面倒』になる。逆に、いやなことでも何か楽しいことを見出そうとすると顔に日が当たる、だから『面白い』。物事を楽しくするかしないかは自分次第、心がけ次第なんですよ」。
23日(2日目)は地元ガイドの方とともに奈良公園めぐり。修学旅行生、海外の観光客で賑わう東大寺では大仏の迫力に圧倒されました。「春日大社のお使い」(鹿) からも歓待をうけ、 よく見ると奈良県庁のかたちも…?
午後は京都へ移動。途中、宇治の平等院鳳凰堂を見学。古代びとの極楽往生観を肌で感じます。
その晩、宿では狂言「柿山伏」を鑑賞、伝統芸能の滑稽さに抱腹絶倒です。生徒の質問「何歳ぐらいから習うのですか」に、役者の茂山さん「早い人は3歳からです」。一同驚き!
24日(3日目)は京都一日班行動。午前中は班ごとに伝統芸能の体験学習(西陣織・八つ橋作り・京念珠作りetc.)。生徒の器用さにはほんとうに感心します。
午後は待ちに待った班別行動。チェック場所はかの京都大学(の博物館)。数年後の受験の下見も兼ねています(よね)。
最終日25日、とうとうぐずつき模様の空に…。しかし傘をさすほどでもなく清水寺、二条城、三十三間堂を無事回りきることができました。
しっかり日本文化を肌で感じた3泊4日。ぜひ皆さんの胸にとどめ、将来海外の人々に発信してほしいところです。
この校外研修は帰校後、プレゼンテーション教育の題材として探求を深め、文化祭(10月)・開成文化週間(2月)での研究発表につなげていきます。