今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2017/09/07
「先生、たった25分だけどすごく集中力が必要です!」
終了後のある女子生徒の第一声、額には汗。しかしその表情は笑顔…。
6日(水)、中学2年生のうち30名が、オンライン英会話のデモンストレーションを受講しました。これは、10月から中高一貫部の中2全体で本格実施するのを前に、提供されるプログラム内容、通信環境の確認のために行ったものです。
本校では従来から、中1~高1で週1回、ネイティブ講師による英会話授業を実施していますが、マンツーマン式でさらにコミュニケーション力を磨くため、本年度下半期から中学2年生で導入すべく準備を進めてきました。
「御校は埼玉では、かなり早い導入例じゃないでしょうか」(事業者談)。
(先取り学習とはいえ中2。黙り込む生徒ばかりだったらどうしよう…。)
英語科教員と直前まで心配していましたが、始まってみると全くの杞憂でした。各テーブルとも、タブレットに向かいヘッドセットで賑やかに会話が弾んでいます。むしろ普段の英会話授業で静かな生徒が、生き生きと話しかけているではありませんか。
(ああ、よかった…!)レッスン時間の25分は瞬く間に過ぎました。
「See You!」
終了後に聞いてみました。(私)「どう、話せた?講師の言っていること、聞き取れた?」
(男子T君)「聞き取れたけど、イエスとかノーとかばかりの答えになっちゃいました(笑)」。
英会話授業のように、先生の質問が分からなければ他の友達が助け舟を出してくれる、わけではありません。まさしく実力が試される、現在進行形のコミュケーション。この緊張感こそが、会話力向上のカギだと思います。
2020年度からの「大学入学共通テスト」では、英語4技能(読む・聞く・書く・話す)全てのスキルが問われることが正式決定。このオンライン英会話も、必ずやその一助となることでしょう。
10月の本格開始が、今から楽しみでなりません。(教頭M)