校長その日その日

(9/29)今年も海外研修、終了

更新が途絶えて失礼しました。去る9月23日(水祝)~28日(月)、高校部高2のオーストラリア海外研修を引率しておりました。

人数の関係で先にA隊(先進コース/Ⅰ類コース、9/19~25)が、私は後発のB隊(Ⅱ類コース)と分かれての行程です。

 

本校としては2年目となるケアンズ訪問。ファームステイ滞在、そしてケアンズならではの自然体験です。

↓ 出発は23日晩、成田から。空港までの途中、印旛沼周辺の水害を見かけ心が痛みました。やっかいな雨続きの日本、でもケアンズなら青空が望めるだろう…

<24~27日:ファームステイ>

↓ ところが到着24日の朝、迎えてくれたのは小雨の空でした。虹が2本、せめてもの歓迎か

↓ 眠い目をこすりながらさっそく観光列車で、風光明媚なキュランダ高原へ2時間の旅

↓ 長閑に走る古い客車は19世紀製造とのこと。心地よい揺れにうとうとする生徒も。このあといい景色があるのですが…

↓ 断崖絶壁を縫う沿線は日本の旅番組「世界の車窓から」のオープニングでも有名。瀑布の前ではスピードを落としてくれます。

↓ 終点キュランダは国立公園でちょうど軽井沢のような趣き。熱帯雨林と先住民文化に親しむテーマパーク「レインフォレステーションネイチャーパーク」。人生初のブーメラン体験も

↓ 広大な高原をさらに内陸へ、アサートンという小さな町で3泊4日のファームステイ開始。初対面・初体験とあって表情が硬いのは仕方ありません。が3日後は…

↓ 写真では分かりませんが各ファミリーは車で1時間ほどの地域に散在しています

 

↓ 翌日25日、いくつかのステイ先を訪問。7組Tさんたちのお宅は豊かな森と小川のせせらぎに囲まれて…マザー曰く「(小川に)カモノハシもいるわよ」

↓ 20~30分移動、8組Mさんたちのステイ先ではモーニングティの歓迎を受けました。「私たちが朝から焼いたんです」というケーキを美味しくいただきます

↓ さらに移動し9組Nさんたちのステイ先。明るい庭先、広々としたガレージが印象的。またマザーがアルバムを持ってきて「見てよ去年のあなたの学校の子たち。この写真と手紙を読むのが楽しみなのよ。今年も…」

――教員たちはケアンズ市内に戻り3日間、ケアンズ市内で待機です。

↓ 市街はトリニティ湾に面して広がり、ホテルが立ち並び内外からの観光客で賑わいます

19世紀末に郊外で金鉱が発見されたことで始まった街。非常にコンパクトで大宮駅東口市街ぐらいの規模感ですが、趣きある古い建物が大切に使われたり、市民の台所・ラスティーズマーケットが週末に開かれるなど昼・夜問わず大変活気があります。

↓ 古い学校を活用したケアンズ博物館、またそのテラスから

↓ ラスティーズマーケット。日本では見ない野菜・果物が山積みに

↓ 街は緑が多く、亜熱帯ということもありガジュマルの木が至るところで見られます。これは図書館前にある「ライブラリーフィグ」、大切に保護されています

↓ ケアンズの一年は四季ではなく雨季・乾季に分かれ、9月は乾季の終わり、もっとも過ごしやすい時期(25℃くらい)です

↓ 歩行者用の手押し信号

 

<27日:ファームステイ終了・ケアンズ周辺アクティビティ>

↓ 生徒を迎えに再びアサートンの町へ。内陸の高原だけあって清々しい空気。朝日ののぼる雲の切れ間に見える幻想的な丘は「”Six Sisters”、太古の昔の火山活動の名残です」(ファームステイ業者スタッフ)

↓ 7時、生徒が続々とファミリーに送られてきます

↓ 初日とはまったく違う表情の柔らかさ。ファミリーと心を通わせられたことがわかります

↓ このグループはファミリーに心のこもった手紙を手渡していました

↓ ファーザー「本当にいい子たちだった、来年も連れて来なさい」「あんたはいい学校の校長やってるな」と最大の賛辞を

↓ 各グループのファミリーが口々に「ナイスEnglishだった」「いいboysだった」と私に言い残していきました

↓ 最後に手作りのクッキーを持たされた6組Nさんたちのファミリー

↓ 写真撮るよ、といったらすぐこのポーズ。打ち解けぶりが分かります

↓ 終了式

↓ さあバスに乗って出発…と名残を惜しむこのグループ、またその向こうでも…

――アサートンをあとにし1時間、アクティビティは希望者ごとに「グリーン島渡航」「ハートリーズクロコダイルアドベンチャーズ(動物園)訪問」に分かれます。私はグリーン島は昨年訪れているので今年は後者へ参加。

(このあと数枚、爬虫類の写真が出てきます)

同園はワニ展示だけでなく保護育成にも努めています。

数十年というワニの寿命、第二次大戦後の乱獲による個体減少から保護活動のおかげでもとに戻ったこと、ワニが革から肉まで無駄なく有用なこと、この園では適切安全に飼育され事故例がないこと等の説明がありました。

↓ イリエワニという種(けっこう獰猛)を年齢ごとに分けて保護飼育。なかなか壮観です

↓ 園内のワニ池のクルーズも

↓ このあとガイドさんが餌付けを実演。想像どおりの迫力ある光景に一同どよめき

↓ いっぽう幼年のワニ、ヘビと触れ合う時間も。「意外になめらか」「ツルツルだ」…これが数十年経つとさっき見た個体のようになるのか

↓ このヘビは毒はない種類。顔だけ見れば…ぺろぺろと舌を出して可愛らしさも

 

 

――昼過ぎ、ケアンズ市街に戻り、市内自由行動の時間。日の暮れるまでいつものクラス仲間と一緒に散策とお土産探しを楽しんだことでしょう

↓ ちなみにトリニティ湾は干潟の海、朝に比べすっかり潮が引いています。ちなみにグリーン島はこの沖へフェリーで小一時間、サンゴ礁にうかぶ小島です

――A・B隊とも5泊6日の旅を終え、28日(月)夜に無事帰国しました。

現地最後の夕食の際、私が生徒たちに伝えたことは、「ファミリーが君たちを手放しで賞賛し、君たちを本当に誇りに思う。校長として感謝したい」「日ごろ学校で学んでいること、出会っている人…実は人生のほんの一部でしかない。今回の経験・出会いをどうか忘れないで、最高の思い出に」―。

 

最近の報道で、統計的にも「日本の若者は内向き傾向が強く、他国に比べ異例」なのだそうです。

しかし彼らを否定するのではなく、だったら私たち大人が意識的にチャンスをつくらなくては…。大宮開成では今後も全体参加プログラムだけでなく、任意参加のグローバルプログラムを充実させ生徒を支援していきます。

 

個人的には、せっかく3~4日目で英語が口をついて出るようになったところでもう帰国か…。少々残念な思いを抱きつつ明日から職場復帰です。

 

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