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2021/06/01

「自立・自律の学び」を

新年度も早2ヶ月が経ち、まだまだ、大変な状況が続いておりますが、今月も「学び」について考えてみたいと思います。

 

日本では、働く人口(生産年齢人口)が減り続け、一方では、平均寿命が延び、「人生100年時代」と言われるまで伸びていきそうです。そのため、多くの企業が定年制の延長を進め、その後の再雇用検討の議論も活発にされています。

人工知能(AI)の革新的進歩で、今日の最先端技術や苦労して(努力して)身につけた知識や技能(スキル)も、確実に数年後には、当たり前の知識や技能(スキル)になると考えられています。今、[最先端技術]と言われているものも、かつての「フロッピーディスク」や「ポケベル」のように過去の遺物と化すかも知れません。

 

今後大きく変化する社会で、「生き生きしてやりがいを持ち続ける」ことが出来る鍵は、「学び」を継続することだと思います。社会環境が複雑化し、価値観も多様化していく今後は、変化を恐れるのではなく、自分で変化を起こすぐらいの意識を持って行動することが求められ、そうすることが重要と思います。「経験した学び」を大切にして、一律な学びに依存せず、「自立・自律の学び」を意識することが求められると思います。
そのために意識しなければならないことは、『自ら選び』『自ら判断する』主体的な学び(態度)が大切になってきます。それらを身につけるためには、当たり前のことですが、日々の学びを大切にして、一日一日の積み重ねを大切にする以外にないと思います。

 

大学進学や就職をゴールとせず、自分主導で「学びを継続すること」が自分を活かす道に繋がると思います。「生涯学びを続けなければならない時代」は確実にやって来ます。だからこそ、同然のことながら、今を大切にしなければならないと思います。
今月末で、学校年度では3ヶ月が終了しますが、2021年(令和3年)は半分が終了します。一日一日を大切にしていると、後の6ヶ月も充実した半年になりますが、その反対だと、月日が過ぎ去るのは、早かったり、ダラダラするかも知れません。向上心を持って一日一日を大切にしましょう。

 

- - <今月の推薦図書>- -

今月の推薦図書は、昨年の10月のコラムで紹介しましたが、浅場 なつ氏の「神様の御用人」のシリーズ8巻まで読みましたので、再度紹介したいと思います。
歴史好きな人には大変面白く読むことが出来ると思います。そうでない人も、随所に、心豊かで、思いやりの心を持った主人公の言葉や行動があふれています。
中間試験が終わったひとときにぜひ読んでいただきたいと思っています。

また、皆さんもぜひそのような本がありましたら教えてください。心待ちにしています。

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