校長その日その日

(9/1)来る日に備えて、防災訓練

2学期が始まってから心地よい朝が続いています。

今年はあまり「残暑」を感じません。昨年度のこの時期の校長日報は「猛暑厳しい…」の言葉が躍っていただけに、このまま秋を迎えるのでしょうか。

↓ 8/28撮影

――9月1日防災の日の今日、本校では避難訓練を実施しました。

生徒にも教職員にも「今週は防災ウイーク」としか知らせておらず、曜日・時間は伏せてある抜き打ち実施です。

 

さて実施時間。前触れなく放送スイッチをオン、緊急地震速報音を流します。

すると教室では机下退避、校舎中にガタガタッ!と退避姿勢をとる音が響いてきます。

その後「校舎の損壊の恐れあり」と想定し、校舎外へ避難します。※本校は耐震補強により震度6~7に耐えられます。後述

本校は中学・高校ということもあり、授業も選択授業などのため常にHRクラス単位で動いているとは限りません。

そのためまずは授業担当教員が所定の一時避難場所(ちょっとした校舎外のスペース)まで生徒を誘導し、自分の受け持ち生徒が全員いるかを確認したうえで、最終的な避難場所(学年単位。グラウンドなど)へ再誘導し、今度は各担任が点呼する、という手順をとっています。

 

↓ 高校生の最終避難場所、第1グラウンドに1500名、ここまで約20分。もちろん上履きのまま

↓ 生徒が避難移動中、職員室在室の教員は校舎内残存者の確認。特定の教員でなくても同じ任務が果たせるよう「やることリスト」やヘルメットが用意されています

 

――点呼全員確認、最後に校長から講評。

103年前の1923年9月1日は関東大震災。マグニチュード7.9の地震で東京を中心に10万人が亡くなった。大宮でも死者が出ている

※旧国鉄大宮工場や吉敷町にあった旧山丸製糸場での煙突倒壊により。なお震災で都内からの植木職人の移住により「盆栽村」が形成されたことは有名。1980大宮市『大宮のむかしといま』

校舎は耐震補強がしてあるので校舎内にとどまる方が安全な場合もある。だから校舎外避難は、校舎が損壊するほどの強大な地震か火災発生など、よほどの場合である。

本校では建物どうしが迫っている部分があるので、避難移動の際は窓など落下物にいちばん気を付けてほしい。

 

「お・か・し・も」。おさない、かけない、しゃべらない、もどらない。今日の皆さんは静かに避難できたが、熊本地震では建物に戻ったかたが亡くなられた。今回のように校舎外避難するほどの災害の場合は、校舎内には戻らず下校となるかもしれない。

なお学校で地震が起きたときはまだ安全かもしれないが、心配なのは皆さんの登下校中やプライベートで外出しているときである。最近の大きな地震や災害―熊本、能登、千葉豪雨―は学校のない時期に起きているからだ。

 

学校の時は教員の指示に従うのはもちろんだが、学校でなかったらその場でどう行動することが自分にとって安全か。自分の命を最後に守れるのは自分。皆さんなら冷静に判断できると思っている――。

※校外発災時での生徒の行動についても見直しを進めています

 

1学期・2学期と計2回の避難訓練ですが、最近は地震以外にも突発的な風水害や校外事故にも十分な注意が必要なため、あり方を検討していきたいと思っています。

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