今週の大宮開成

NEWS & BLOG

今週の大宮開成

NEWS & BLOG

2026/01/26

愛知和ラーニング講座 第7回(後期 第3回)

1月17日(土)、本校では愛知和ラーニング講座の一つである「英語を学ぶ、その先へ — 英検と冒険の二刀流プログラム」において、国際交流NGOピースボートの共同代表・畠山澄子さんをお迎えし、講演をしていただきました。

ピースボートは1983年、「他の国の人は何を考えているのか」という問いから始まりました。国境を越えて現地の人々の声を直接聞くことを大切にし、1990年からは世界一周航海を続けています。現在の航海では、約1900人の乗船者のうち約600人が海外からの参加者であり、船内では日本語・中国語・韓国語・英語の4言語が使用されています。

講演では、「英語が“勉強”ではなく、“コミュニケーションの道具”に変わる瞬間」についてのお話がありました。英語で気持ちが通じ合ったとき、人と人との距離が一気に縮まり、英語はテストのための知識ではなく、世界とつながる手段になることを実感できるという内容は、生徒に強い印象を与えました。

また、「まずは聞いてみよう」「まずはやってみよう」というピースボートの姿勢についても紹介されました。現地の人の声に耳を傾けることから支援活動が始まり、救急車の寄贈や地雷除去支援など、思いを行動に変えてきた実践は、失敗を恐れず挑戦する気持ちの大切さを伝えるものでした。

 

さらに、カンボジアに残る地雷問題、南アフリカのアパルトヘイト、そして現在も続くウクライナ侵攻など、世界各地で起きている出来事についても紹介されました。畠山さんは、こうした問題を「遠い国の過去の出来事」として終わらせるのではなく、現地の人の声を聞き、対話することの重要性を強調されました。

英検に向けて英語力を高めることと同時に、その先にある「世界とつながる経験」を見据えること。本講演は、生徒一人ひとりが英語を学ぶ意味を改めて考え、「その先へ」踏み出すきっかけとなる貴重な時間となりました。

 

【畠山さんの講演を聞いた生徒の感想】

  • 会社の事業を始める理由が社員の一言だったり、小さなことが大きなことに影響したりするなど、行動に移すことが重要だと感じた。
  • 長期間の海外滞在はやる勇気がほぼなかったが、今日の話を聞いて一度は経験したいと思えたので、機会があったら逃さず積極的に行動したい。
  • 何気なく見ているニュースの裏側や、日本の教科書に隠されているかもしれない事情を知ることができ、とても良い勉強になりました。
  • 戦争や海外の人との交流などをすべて直で感じているからこそ、どの話もすごく印象に残りました。私も、「何でもやってみる精神」で、どんなことにも挑戦してみようと思いました。
  • 今日のお話を経て、世界は意外と身近で、ニュースであまり自分とは関係なさそうだと思っていたことも、思ったより近いところにあるのだと感じました。
  • 畠山さんの話を聞いて、普段は英語を大学受験や検定などの学歴のために学ぶものとして捉えていたけれど、世界の人々とコミュニケーションを取るためのツールとして考えると、また新しい世界が広がるということがすごく伝わってきました。
  • 私たちが日常だと感じることが、世界のどこかでは決して当たり前ではなく、幸せなことなのだと改めて感じました。戦争をしている国のために何ができるのかを常に考え、行動に移していらっしゃるピースボートの方々によって、平和へと近づいていっているのだなと思いました。
  • 私も、目の前の狭い自分の人生を生きるだけでなく、世界に視野を広げ、少しでも平和について考えるべきだと感じました。できそうにないと思っていることでも、まずは一回トライしてみることが大切なのだと思います。
  • 今までピースボートについて何も知らなかったのですが、お話を通してさまざまな新しいことを知ることができ、とても興味深かったです。
  • 将来について、決められているような人生のルートしか思い描けていませんでしたが、自分から人生を開拓していく生き方はとても良いと思いました。
  • 70代の方が多いと聞き、大学で時間とお金があれば、そのような機会をぜひ経験してみたいと思いました。
  • 世界に知り合いをつくることで、時事問題を身近に捉えられる点に感銘を受けました。また、一つの事柄に丁寧に向き合う重要性を再認識しました。
  • これからの自分を見つめ直す良いきっかけになりました。ありがとうございました。
  • 世界一周は自分とは程遠い話だと思っていましたが、その行動力にとても驚きました。
  • 英語を使った仕事はまだ想像できませんが、世界の人とコミュニケーションを取りたいと思いました。直接話を聞くことで視野が広がりました。
  • 今は英語を話せませんが、いつか話せるようになりたいと思える前向きな時間でした。