今週の大宮開成

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2026/04/28

愛知和講演と愛知和L集会が開かれました

4月25日(土)、全高校1年生を対象に愛知和講演が行われました。

1限では社会問題の解決を目指すプロデュース団体「ひかりば」から原田光久さんを招き「ネットリテラシー講演」を、そして、2限では高校1,2年生を対象に本校の独自教育の核となる「愛知和ラーニング」のガイダンスを行いました。

 

まず行われた講演会では、「社会を生き抜くためのSNS・ネットリテラシー」をテーマに、デジタル社会との向き合い方を深く掘り下げました。今や生活に欠かせないインターネットという道具ですが、それを生かすも殺すも、最後は使う側の「意識」と「実行」に委ねられています。

原田さんからは、リテラシーとは単に「知っている」状態にとどまらず、「正しく振る舞える」という実践のレベルまで引き上げなければならないという話がありました。
一時の感情や「ノリ」に任せた軽率な投稿が、一生消えない傷となり得ること。そして、巧妙なディープフェイク技術が普及する今、目の前の情報を安易に鵜呑みにせず、常に批判的な視点を持つことの重要性が語られました。
生徒たちは、自らの指先一つが社会と繋がっている重みを、改めて噛み締めている様子でした。

 

続いて、本校の教育活動の目玉である「愛知和ラーニング」についての集会が行われました。これは、大宮開成が最も大切にしている「リベラルアーツ」を具現化する時間です。

リベラルアーツとは、語源を辿れば「人を精神的に自由にするための術」を意味します。
AIの進化やグローバル化により、従来の知識やスキルだけでは通用しない「正解のない問い」が増え続ける現代。そこで求められるのは、単に知識を蓄えることではなく、多様な視点から問題を捉え、柔軟な思考で自ら解決策を導き出す力に他なりません。

 

今年度の愛知和ラーニングでも、本校教員たちが趣向を凝らし、普段の授業の枠を大きく飛び越えた多彩な講座を用意しました。外部講師を招いた講座や、好奇心を刺激する「恐竜古生物研究所」、「医療系志望者に向けた基礎教養講座」など、そのラインナップは多岐にわたります。

 

本校の愛知和ラーニングが目指すのは、教員が一方的に知識を伝える場ではありません。生徒自らが頭を使い、感性を研ぎ澄ませ、他者との対話を通じて新しい価値を紡ぎ出す場です。この学びを通じて、生徒たちには社会の広がりを知り、自分なりに生きる指針――いわば「人生の羅針盤」を形成してほしいと強く願っています。

予測不能な時代を生き抜くために、まずは「学び方」そのものを学ぶこと。そして自らの幅をどこまでも広げていくこと。生徒がそれぞれの選択した講座に全力で飛び込み、知的な冒険を心から楽しんでくれることを期待しています。