校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2024/11/24

(11/24)受験シーズン、あと50日余り

23日(土・勤労感謝の日)、第2回中学入試対策会(午前)・第5回高校入試説明会(午後)を実施しました。

 

<午前・入試対策会>

保護者・受験生合わせて約600名にご参加いただきました。今回は前回10/19にもまして、熱心な方が多かったと感じます。

↓ 保護者会場では学校生活の質問に在校生がテキパキと対応。頼もしい!

国・算・社・理の4教科担当者から問題構成、作問の意図、得点のポイントを説明。

国語「グラフ説明の問題は意外に点が取りにくい。述語は書けるが主語がなく…」

算数「大問〇番までで6割。確実に得点を」「この問題は電車内の広告にもなり、今年も…」

社会「地理・歴史・公民、融合問題もあります。最後の論述を…」

理科「実験結果からの計算問題が多いので、まず変化の量に気付くことが大事…」etc.

↓ 一言も聞き洩らず!の雰囲気

同時に教室では、入試問題を使った4教科の体験授業を実施。理科(↓)では二酸化炭素発生の実験をお見せしました

↓ 本番の入試会場でもある教室と椅子机。イメージを掴んでもらえたでしょうか

<午後・高校説明会>

説明会としては今年最終回。約500名の受験生・保護者にお越しいただきました。

校長は、大宮開成を選ぶかどうかはともかく、一人一人の高校入試そのものを全力応援している!との気持ちでお話ししました。

常々お伝えしていますが、本校は勉強も部活動も学校行事も、全力で取り組める、しかも教員が全面的にそれをバックアップする(=生徒・ご家庭任せにしない、塾も不要)、“暑苦しい学校” といって憚りません(笑)。

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折しも「大学入学共通テスト」「県内の中学入試・高校入試」はほぼ同時期、あと50日余り。本校の高3某クラスの日めくりも「共通テストまであと〇日」と、どんどんカウントが減るのでなおのこと実感します。

 

保護者の皆様とくに初めてのお子さんに対しては「自分に何ができるだろう」と逡巡する方もいらっしゃるでしょう。

 

親の最も必要な役目は、勉強のナカミを支えるのではもちろんなく、彼ら彼女らの精神(と経済)を支えることしかないと、私は常々思っています。

 

ご家庭内の空気が悪いのはもってのほかで、

親御さんがご家族内で温度を合わせずに志望校選びにイニシアチブを発揮した・しようとした結果、それが心の引っ掛かりとなる生徒を多く見てきました。

 

受験生を支える全ての保護者様を心から応援しつつも、学校に通うのはお子さんなのだ、ということを忘れないでほしい…シーズンを迎えるにあたり今年も祈るような気持ちでいます。