校長 その日その日

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2023/11/29

(11/29)「自分だけが注目されている!」高校放送コンクール決勝大会

去る26日(日)、埼玉県「第43回高校放送コンクール決勝大会」に演劇放送部Tさん(高2)が出場し、入選を果たしました。

Tさんは4つある部門のうち「アナウンス部門」に出場。11月初めの予選審査を通過し、今回の決勝を迎えました。

 

↓ 会場にてTさん。右は会場の司会役でサポートしてくれたYさん

↓ 本番前の練習。集中!!

当大会は「郷土埼玉の魅力を伝えること」がテーマで、アナウンス部門では出場者が独自に取材した原稿を、1分半で読み上げます。いざ本番…

Tさんの題材は、地元の公民館活動。

いま公民館の悩みは、コロナ禍や少子高齢化による利用者の減少。それを挽回すべく、同館の館長さんは動画サイトに公民館活動を配信したり、若者世代と企画会議をもつなど力を入れている…。

自身も公民館活動に参加しているというTさんは、館長さんの熱意と精力的な取り組みをPRしたかったそうです。

 

――発表で緊張したり、失敗したな、とかはありませんでしたか?

「この瞬間 “自分だけが注目されている” と思うと心地よかった(!)です」「審査員の講評で『マイクが近すぎる』と指摘されました」

 

――他の学校をみていてどう感じましたか?

とくに県立U女子さんは話し始めた瞬間から「『すごいっ!プロのアナウンサーみたいだ』と思いました」

 

顧問N教諭(右端)「出来は悪くなく、入賞できたかなと思ったんですが…」「部員たちは “ビデオメッセージ部門” にも刺激を受けていたので、次回エントリーしてみたいですね」

実はアナウンスだけでなく、絵や歌も得意だというTさん。人前で表現し伝えることが天性なのでしょう。本校にはいろいろなタレント(才能)の持ち主がいて嬉しく思います。

目標は次の大会、来年の夏だそうです。さらに技術を磨き、より上位入賞を目指してほしいですね。

審査員には著名な元NHKアナウンサーを始め、専門家の方々が名を連ねていました