校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2025/06/02

(6/2)勝っても負けても、高校部体育祭

6月2日(月)、延期していた高校部体育祭が無事実施できました。曇りがちで涼しく絶好のコンディション、生徒たちも例年になく意気込んで臨んでいました。

高1~3年がタテ割りとなり、赤・黄・青・紫・緑・オレンジの6団で対抗するのは例年どおり。

↓ 色は団の色、デザインはクラスごとにオリジナルなのが楽しいところ

個人的には毎年リレーを楽しみにしています。

「男女混合リレー」では男子or女子をどう配置するかの戦略が各団でそれぞれで面白く、

(↓ アンカーのシーン。アクシデントもありましたがすごい歓声)

 

また「縦割りリレー」では男女別なので闘志むき出し!の競い合いが見ものでした。

 

↓ チームワークが勝負の「大縄跳び」

 

「赤団が先行か、いやおぉっと黄団が猛追!逃げきれるか赤?!」などと臨場感あふれるアナウンスで盛り上げてくれた放送担当生徒たち

お昼後の午後いちばんは応援合戦。各団が思い思いのパフォーマンスを披露。生徒に交じってM教諭とK教諭の息のあったダンスに生徒が喝采

 

↓ 全種目を終え閉会式、総合優勝は…今年はみごと赤団が勝ち取りました

 

本校の「三大祭」の一つ・体育祭。高3生にとっては最後の大型行事です。大絶叫の応援や、種目のたびに円陣を組んで気合を入れていたのは必ず高3でした。

閉会式後、ある高3生「学校行事で負けてこんなに悔しいのは初めてだ」。充実していた証拠です。

 

しかしこの行事の本質は、勝ち負けではなく「一つのものを皆で作り上げること」だと私は思っています。

運動部が・男子が・高3が多いから勝つとは限らない。"男女×3学年×?"で予想外の結果が生まれるのが体育祭の面白いところ。

 

「オレあんまり役立たないし」と自虐気味にいう生徒がよくいますが(笑)「足し算ではなく掛け算」の人間関係を知ってほしいし、それが三大祭の意義であり醍醐味だと思っています

 

平日にもかかわらず大勢の保護者様にお越しいただき、生徒たちも励みになったと思います。本当にありがとうございました。

 

(↓ 毎年、彼らのウイットに富むコメントには微苦笑させられます)