12日（水）朝、ローカル線の駅を降り、強烈な日差しとセミの鳴き声の中を歩きます。

これくらいの暑さがなんだ、今から野球部が戦うのだから！――と、ほどなく木立の中にスタンド照明が見えました。熊谷公園野球場です。

 

夏の大会、埼玉県予選は第１試合、相手は熊谷西高校さん。１塁側に入ると、すでに部員保護者の皆様（おそろいのＴシャツ！）、それにOB諸君たちまで駆けつけていました。

↓　９時試合開始。すでに30℃超だったと確信

↓　１回表。先攻で１点先取するのですが

熊谷西さんの打線が強く、抑えるのに苦戦していました。それでも苦境では併殺を取る場面もあり、励まし合いながら次の攻撃へと望みをつなぎます。

応援する私たちも思わず声を張り上げ、流れる汗も気になりません。

しかし結果は1―10で７回コールド――夏は終わりました。

 

本校の登録全メンバーは10名、県内最少チームの１つでしたが、１人１人の健闘ぶりは10人以上のものがあったと思います。

以前、顧問のＮ教諭が「春に入った１年生中心のチームですが、やるだけやってきます！」と力強く言っていたとおりの戦い方でした。

３年生にとっては最後の大会、諦めずによく続けてくれました。その魂を１年生たち、ぜひ受け継いでいってください。

 

球場を後にしても、全くといってよいほど暑さや疲れを感じません。頭上を一瞬にして横切る新幹線。あたかも新チームが次の目標に向かう勢いのようでした。

 

応援の保護者の皆様、OB諸君、早朝から暑いなか本当にありがとうございました。