校長 その日その日
Principal Day by day
Principal Day by day
2025/07/15
15日(火)、高校部高1の山梨交流合宿が始まりました。私は先発のA班(先進・Ⅰ類)に同行です。
しかし山梨に入る辺りからずっと雨雲の中?ときおり雨脚が強まるあいにくのお天気です。
↓ まず昼食のために宿舎へ。全員元気に到着
――いったん13時過ぎ、鳴沢なるさわ氷穴の探訪へ出ます。
↓ 雨の強さが分かりますね。1~5組の順に
↓ 行く前に生徒たちと決めてたんですよとT教諭。富士山ポーズ
――鳴沢氷穴は富士山の溶岩流で生じた自然地形。冷え固まる途中でガスが抜け出た跡が洞穴になったと説明がありました。
↓ さっそく潜入。洞穴は横方向ではなく地下へ降ります。降りる途中からにわかに冷気が!冷凍庫レベルに生徒のメガネは曇り、地下最大21m
↓ 腰を屈めないと通れない個所も
↓ 半袖の生徒が「寒い!!」今の季節には贅沢なひとときでした(20秒)
↓ 本当に氷が。じっさい江戸期~昭和の中頃まで、富士五湖の冬場の氷を切り出して保管し、夏に供給する氷室ひむろとして使われていたそうです(現在は展示用)
↓ 外は暖かい!とホッとしたようす。顔出しでパチリ
海外の方も訪れていて、富士の自然地形の魅力を味わっていたようです。
――14時過ぎにあらためて投宿、開所式です。学年主任O教諭「富士山は…心の目で見よう(笑)」
↓ 当研修のメイン、クラスミーティング。K教諭「自分をいろいろな属性で紹介してみよう。例えば家族のこととか…」
↓ 生徒たちは多種類の自己紹介シートを作成、それをもとに仲間と紹介し合います
↓ 「私ね…」「えっそうなんだ?それで!?」などと聞こえてきそう
↓ どうだい、と学年主任のO教諭。教員団は主導役ではなく、あくまでもファシリテーターです
4組N教諭「自分を他者に開き、自分をたくさんの他者を通じて見つめることで、自分というものを面的・質的に拡大していく、そのための研修なんだ」。
高1生がより高校生らしくなるための、自己を見つめ深く掘り下げるこの合宿。学校外という非日常の環境が実は大切で、自己開示をより促していると感じます。
写真のとおり生徒たちの声・表情は学校内では見ないような柔和さ豊かさで、何よりも担任団がイキイキしています(笑)。
明日以降の展開が楽しみですね(今晩は生徒レクがあるらしいです)。
――追記:入浴を終えて8時過ぎ、体育館にて待望の?クイズレク。今回引率の学年団が知恵を絞って思考力問題・教員エピソード問題を出題、5クラスで正答数を競います。
↓「T教諭がかつて呼ばれたあだ名は次のうちどれでしょう?」「N教諭が学生時代にとった奇行とは?」などの出題に一同大笑い
1位のクラスは…後日すてきなプレゼントがあると。
「交流合宿」の名にふさわしい1日になったようです。