校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2025/07/16

(7/16)灰まみれも楽しからずや、山梨2日目

16日(水)、山梨合宿2日目です。朝6時過ぎ、富士山の様子から今日はいけるか!?と思ったのですが…

↓ 7時の朝食ごろからみるみる富士山が雲隠れし、激しい雨音が始まってしまいました。天気予報はやはり正確です

――午前は昨日から続きクラスミーティング、今日は自分のペアのことを掘り下げる「他己紹介」です。関係性が昨日以上にできて、話し合いも賑やかに

↓ 「えっ?!マジすか」手にしているのは…想定外の人からの「他己紹介」

 

 

――ミーティング後、飯盒炊爨を決行。屋根があるので大丈夫との判断です。

↓ この状況までがとにかく一苦労!湿度がたたって「火が付かない~」「煙が!」「灰が!」文明に慣れた私たちを容赦なくいぶし上げ、降りかかります

↓ しかし出来上がってしまえばこのとおり。生徒の対応力の高さでは

 

――ここで午後のアクティビティも決行!と発表すると生徒たちは歓喜。学年主任O教諭「濡れるのも結局楽しいんでしょうね」、などと話している間に青空が。生徒の行いの良さか?(後でひっくり返されますが)

 

校長は5組さん「青木ヶ原樹海の洞窟探検」に同行させていただきました。宿から車で10分、富士山の裾野を登って下車、そこはもう樹海です。

↓ 本格的にヘルメット・手袋装着、ガイドさんの説明を受けます

↓ 溶岩地形のため表土がなくて樹木は根を張れず、地表を這うしかない、太くなる前に倒れてしまうとのこと

↓ 奇妙な樹形の木。ガイドさん「この木は何かを跨いでいたのでしょうね」

↓ 洞窟のある「大室山」に近づくと地表が溶岩ではなく普通の土になるため、途端に太い樹木が出現

↓ しかし天気が味方してくれたのもここまででした…

↓ 洞窟(富士洞穴)に到着するやいなや豪雨が。しかし潜入は決行(もちろんガイドさんの安全判断のもとです)

↓ もはや「探検」。ガイドさんがライトで照らす地下へ、ハシゴで慎重に…地下3階くらいの深さか、冷気も尋常ではありません。ヘルメット・ヘッドライトが威力を発揮

ここで私は他のMTB・カヌー隊視察のため、残念ながら豪雨の道を引き返しました。帰路、気温が下がり車内暖房(27℃!)をかけるまでになるとは…。

帰宿後、5組T教諭「洞窟は奥までずっとつながっていて、結構広い空間でしたよ。最奥部には氷が凍っていました」。

 

――17時、全5クラスともO教諭の予想どおりずぶ濡れで帰宿、入浴最優先となりました。

↓ よほど生徒たちは空腹だったか、宿のおかわりのご飯が間に合わなくなるハプニングも

↓ 今日の夜レクはお約束の花火。うわー、きゃーと童心に帰っていました

 

気まぐれな山の天気に翻弄された一日でしたが、生徒たちは灰まみれもずぶ濡れも意に介さず、行程を堪能したようです。「交流合宿」の意義は果たせたでしょうか。

明日はいよいよA班最終日、B班(Ⅱ類)も昼には到着するので、天気の回復が望まれます。