校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2025/09/24

(9/24)海外研修ケアンズから

22日(月)、いよいよ高校部は高2海外研修が始まりました。

<1日目>

↓ A隊(1~6組)が20時過ぎ、成田から一路ケアンズへ向けて出発。成田空港は第3ターミナルから

<23日(火)2日目>

23日未明、ケアンズ空港に無事到着…日本時間3:00過ぎ(現地では+1h)というのに生徒は元気いっぱい。気温は20℃前後?日本に比べても至極快適です。

↓ 空港からすぐの海岸沿いリゾートホテル近くにてクラス写真。1組さん。夜明けの光なのでぼやけてしまいました

↓ 2組さん

↓ 3組さん

↓ 4組さん

↓ 5組さん

↓ 6組さん

↓ ホテルで朝食のあと、さっそくファームステイの地にむけ観光列車で2時間の旅へ。ケアンズ駅。機関車側面はアボリジニデザインの鮮やかなイラスト

↓ 列車は登山電車のごとく、のんびりと山の中へ分け入っていきます。途中で名勝の滝の前を横切り…

↓ その名も「バロンフォールズ」駅で途中下車、目の前が豪快な滝!

↓ 客車も英国調のレトロなもの

終点「キュランダ」は山岳地区の終点。自然豊かな保養地になっていて日本でいえば那須や軽井沢といったところでしょうか。

↓ テーマパーク「レインフォレステーション」内の動物園にて

↓ アボリジニダンスショーにも参加

↓ 左2名はうちの生徒ですね

↓ ブーメランにも挑戦

↓ 「こう投げると戻ってくるよ」と角度や方向のレクチャーを受けるのですが…難しい?

生徒たちはこのあとさらに車で1時間内陸の農村・アサートン地区に向かい、それぞれのファームステイに迎えられ散っていきました。

 

 

<24日(水)3日目>

一晩明けて、教員陣は生徒たちのファームステイ先にお邪魔しました。アサートン地区はケアンズ市内から山道を超え100kmはあろうかという内陸。豪州らしい広大な農地が広がる地域です。

↓ 2組の女子6名がお世話になっているリタさん宅。生徒は元気に迎えてくれました

↓ リタさんが叫ぶと、はるか農場の彼方から駆けつけてきた飼い馬のナーリア号。ニンジンが大好物

↓ 農場に長靴がサマになってますね。朝から農場周りを散策したといいます。実はこの中の一人が誕生日、と担任K教諭からサプライズのプレゼント。その場のみんなでハッピバースデー!と唱和しました

↓ 2軒目はトレーシーさん宅(左端)。4組の女子4名がお世話になっています。”Light Morning Tea”だといって美味しいデザートをごちそうに。生徒たちも準備を手伝ってくれたそう

↓ どのステイ先も落ち着いていてまたおしゃれです

↓ 英語でちゃんとしゃべれてんの?とおどけて訊くK教諭(右端)。楽しいひととき

トレーシーさん宅ではパートナーのブルースさんが農場をトラクターで案内してくれました。広さ120ha!想像もつきません。

↓ 「この川にはバスがいるよ」「あの木はマカダミアナッツだ」などと

↓ 肉牛たち。ブルースさん「7年前に仕事辞めて始めたんだ。農家の経験?そんなの無かったけど、学べばできるよ」

豪州ではリタイア後、ホビーファームといって農場を購入して都市から移住する人が珍しくないとのことです。そんな人生設計がうらやましい気もします。

 

↓ 3軒目はペニーさん宅。6組男子4人がお世話になっています。I教諭が立っている横は家庭用雨水タンク、豪州生活の大事な水資源です

↓ ちなみにペニーさん宅もウマを飼っていました

↓ やっぱり素敵なステイ先。テーブルや椅子も思い入れのある物だそう

このように書くと3軒は近隣のように思えますが、実はそれぞれの間は高速道路なみに飛ばして30分近く離れた場所でした。

つまり約170名の生徒たちは相当広大なエリア=日本でいえば1軒1軒が隣市or隣県といったら大袈裟か?=にファームステイしていると想像され、豪州の広大さをあらためて思い知らされます。

 

――生徒たちは明後日26日(金)、私たち教員の滞在しているケアンズ市内のホテルに戻ってきて合流、グレートバリアリーフに属するグリーン島体験が待っています。

 

日本の都市の喧噪から離れて、大空と緑と動物だけに囲まれる数日間。ゆったりとした時間の流れを感じることは今の私たちにはむしろ贅沢なことかも知れません。