今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2025/07/09
中学1年生は、先日、3日間のサマーキャンプに参加してきました!速報で生徒たちの様子はお伝えしていましたが、今回は引率担当者より、詳細なレポートです!
(掲載済の速報ページもご覧ください!>>>中1&高2 サマーキャンプ&チャレンジキャンプレポート)
★1日目
1日目は、朝からみんな元気いっぱいで出発。最初のプログラムはハイキングでした。天気にも恵まれて、気持ちのいい青空の下を歩きながら、自然を満喫しました。高校2年生のお兄さん・お姉さんたちがリーダーとして一緒に歩いてくれたので、初めての場所でも安心して活動できました。途中では声をかけ合ったりと、楽しみながら歩く姿がたくさん見られました。
夕食は生徒たちが楽しみにしていたバイキング形式。
中学1年生たちは「どれにしよう〜!」とわくわくしながら、思い思いに料理を選んで、友だちと一緒ににぎやかに食事を楽しんでいました。みんな本当によく食べていて、初日からとても元気な様子でした。
★2日目
2日目は、午前中に農業体験を行いました。
長野にしては少し蒸し暑い日となり、教員たちは「生徒たち、ちょっとバテてしまうかな…」と心配していたのですが、いざ始まってみるとみんな農作業に夢中! 作物に直接触れたり、育て方を教わったりするのがとても楽しかったようで、どの子も一生懸命に取り組んでくれていました。自然の中で、命のあるものを育てる体験は、普段の生活ではなかなかできない貴重なもの。きっと、食べ物のありがたさや命の大切さについて考えるきっかけにもなったのではないかと思います。
夕方からは飯盒炊爨(はんごうすいさん)でのカレー作り。
高校生のサポートのもと、火おこしや野菜のカットなどに挑戦しました。どのグループも協力しながら、積極的に役割をこなしていて、とても印象的でした。自分たちで作ったカレーを「おいしい!」と嬉しそうに食べている姿に、こちらも思わず笑顔になりました。 夜は、みんなが楽しみにしていたキャンプファイヤー!
なんと今回は、中学1年生が主導で企画・運営を担当しました。司会進行や点火係など、それぞれの役割を一生けん命務めてくれました。火を囲んでみんなで踊ったり歌ったりする時間は、キャンプならではの特別なひととき。キラキラした笑顔がとても印象的でした。
たくさん体を動かした1日だったこともあり、夜は「もう眠い〜」という声もちらほら。しっかり動いて、しっかり休む。とても健康的な2日目となりました。
★3日目
3日目、最終日は牧場体験へ出かけました!
この日は、ソーセージ作りや魚のつかみ取り、乳しぼりなど、動物とふれあうさまざまな体験がぎゅっとつまった1日となりました。
中学1年生には少しドキドキかな…?と予想していたのですが、ふたを開けてみると、みんな興味津々!「きゃー!」「すごい!」と声を上げながらも、楽しそうに元気いっぱい動物たちとふれあっていました。
自分の手で命に触れ、育てられている動物たちの存在を肌で感じることができたのは、とても貴重な経験だったと思います。食べ物の裏側にある「命」の尊さや、自然の恵みへの感謝の気持ちを、それぞれが感じ取ってくれていたらうれしいです。
3日間を通して、たくさんの初めてを経験し、仲間と協力しながら過ごした子どもたち。初日は少し緊張気味だった表情も、最終日にはすっかり晴れやかで、自信に満ちた笑顔に変わっていました。
(教諭 H・T)