校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2022/06/18

(6/18)スケールが違う、奈良の都

18日(土)、中3の奈良京都研修は2日目。 午前は東大寺エリアを、班別にガイドさんの案内でめぐりました。(今日はほぼフォトギャラリーです)

 

↓ 宿での貴重品袋にはI教諭(次週出発の中2担任)デザインのプレートが

 

↓ 徒歩5分で東大寺。世界最大の木造建築物・大仏殿が目に飛び込みます  

 

↓ ガイドさん「大仏殿は天平(8世紀)の創建後、源平の合戦・戦国時代と2回焼かれて、今のは江戸時代のもの。間口は天平時の2/3の大きさになってしまったけど、高さ(約50m!)はそんなに変わってない」

 

↓ 「太い柱は奈良では得られなかったので、周防国(今の山口県)から海路で運ばれてきたんだよ」

 

↓「大仏の開眼供養(752年)は、インド僧が大きな筆で大仏様に目を入れたんだけど、その筆には綱がつながれ、広場に参列した大勢の人々が握っていたんだよ」―この後いよいよ大仏様と対面… ※大仏は撮影不可

 

↓ 東大寺ミュージアム前には実物大の大仏様の手が

 

↓ 大仏殿に通じる南大門(鎌倉時代)。さすが大仏殿にふさわしい豪壮なスケール

 

↓ 門の左右には有名な金剛力士像が睨む。ガイドさん「800年間もここで立ち続けて見守ってるんだよ」

 

↓ 東大寺から山裾を辿り春日大社へ。藤原氏の氏社であり皇室とも縁が深く、鬱蒼とした社叢のなかで威容を放っています。生徒が眺めるのは紀伊徳川家が奉納した石灯籠

 

↓ 山中の春日大社からひたすら続く参道を下り、興福寺へ。こちらも藤原氏ゆかりの寺です。国宝館ではかの有名な阿修羅像も見学できました。脚を使って生徒はやや疲れ気味?

 

↓ 昼食後、平城宮跡へ。奈良時代の都・平城京の核心部です。発掘調査結果をもとに復元が進み、奥にそびえ立つは復元の朱雀すざく門、手前はただの広場ではなく、門から南へ伸びる朱雀大路すざくおおじ。道幅100m近く、飛行機の滑走路並み!強大な唐を意識した奈良の都は、スケールが断然違います

 

↓ 併設の研修施設では、平城京時代の文化を資料やVRで学べるようになっていました。遣唐使船に生徒も乗り込み…

 

↓ 本日の最後、宇治の平等院鳳凰堂へ。晴れて今日一番の暑さに。お堂の向こうは西方浄土、現世側に立つ生徒たちは写真のとおり。他校の修学旅行生がひしめく中、A組から集合写真

 

↓ B組、C組

 

↓ D組。担任A教諭は一眼レフなので、後で写真を提供してもらいます

 

↓ 薄暮の18時、無事京都入り。宿舎は、木戸孝允(西郷隆盛・大久保利通と並ぶ明治維新の三傑)の旧邸だったとのこと。木戸が晩年病臥した際、明治天皇が見舞ったそうです

 

↓ ここで生徒からサプライズ。引率のK教諭が誕生日ということで全員でお祝い。K教諭「こんなに大勢に祝われた誕生日は初めて(笑・泣)」

 

明日は京都市内の班別行動です。明日こそ暑さが予想されるので、今晩は生徒にしっかり睡眠をとってほしいのですが…。