10日(土)、例年3月に実施する【卒業生による進路報告会】を、この日ようやく実施することができました。先進コース・Ⅰ類コースでは、コース別・文理別の4会場に17名の先輩方を招きお話をお聞きしました。

 

特に印象に残った言葉をいくつか紹介します。

☆「毎週の小テストで基礎力を養うことができた、勉強の習慣づけにもなった」

☆「自分の弱点を常に意識して勉強すること、それが最も効率のいい勉強だと思う」

☆「恋人が１人であるように、参考書・問題集も１冊を大切に、繰り返しやること」

 

など、勉強法に関することはもちろん、今回、多くの先輩方が言っていたのは「友達」のことです。

 

☆「東大を目指す仲間同士で、競い合ったから成績を伸ばすことができた」

☆「受験には友達が必要だと思う。１月からの自宅学習期間中、学校に来て友達や先生と顔を合わせていたから、不安にならなかった」

 

など。
「受験は団体戦」とよく言われますが、受験を乗り越えた卒業生の言葉は特別な重みがありました。

 

生徒たちにとっても、それぞれの先輩たちの話が心に響いたようで、会が終了すると、先輩たちの周りに集まっていき、質問を投げかける姿が見られました。

「実はこの会で、ここに立つことが自分の受験のモチベーションだった」と話してくれた先輩もいました。ぜひこの会が、現高２生の「スイッチ」になることを期待しています。