（執筆：高校1学年広報委員）

遂に今年度最後の行事である、合唱コンクールが、２月７日（水）にさいたま市文化センターで実施されました。今回は、この合唱祭に関して１年生、広報委員から報告します！

大宮開成高校の合唱祭は学年別に部が設けられており、一年生の部は午前に開催されました。広くて本格的な雰囲気の会場で歌うことにクラスメイト達にも緊張の様子が見受けられましたが、本番前練習で最終確認を終えると各クラス覚悟を決めた表情でステージへ登壇しました。

技巧を凝らし完成された合唱には、自然と拍手が湧き上がりました。
美しい歌声による感動は発表が終わっても私たちの心に残り続けました。

1年生の全14クラスで、最優秀賞である金賞を獲得したのは、「友～旅立ちの時～」を歌った１組。
元々はJPOPであった曲を合唱用として編曲されたとても難しい曲ですが切なくも力強い声で歌い上げました。
続いて銀賞を獲得したのは、２組でした。繊細なハミングから始まった「虹」。何度も繰り返すフレーズを三部合唱で歌い上げました。最後のサビでは3人のソロが一歩出ると大勢の観客を前にメロディーを響かせました。

大宮開成高校の合唱コンクールは中学校までの合唱コンクールとは違い、音楽の先生の指導は一度しか受けられません。ほぼクラスの力だけで一曲を仕上げなければならないので、クラスの団結力の強さが求められました。
しかし、昼休みや放課後の短い練習時間の中で、どのクラスも沢山、練習・話し合いを積み重ね、本番では見事に練習の成果を発揮することができました。残りあと２か月でクラスは解散となりますが、合唱祭を含め、これまでの行事で培ってきた絆をさらに深められるように頑張ります！