今週の大宮開成

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2024/03/04

旅立ちの日 ~高校卒業式~

令和6年3月2日、晴天に恵まれ、中高一貫部第14回・高校部第63回 卒業証書授与式が執り行われ、392名の卒業生が華々しく旅立ちました。

 

在校生代表(現 生徒会長)の送辞では次のような言葉がありました。

「『この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ』―これはアントニオ猪木さんの名言です。卒業生の皆さんが失敗を恐れず果敢に挑戦することで切り拓いた進路は、私たち在校生にとっては心の支えとなる道標になります。私たちも先輩方のように自分の信じる道を一歩一歩進んでいきます。」

 

卒業生代表(前 生徒会副会長)の答辞では次のような言葉がありました。

「大宮開成での思い出は語り尽くせないほどあります。2年次に行った修学旅行は旅程がぎっしり詰まっていて本当に楽しかったです。体育祭・文化祭・合唱祭ではクラスメイト間の親睦が深まるとともに、仲間と協力することの大切さを学びました。しかし心の中に一番残っている思い出は、授業や部活などの『何気ない日常』です。休み時間に交わしたたわいもない友人との会話、放課後に書いた黒板の落書き、いたずらをして先生に叱られた経験。真摯に向き合ってくれた先生、いつでもそばにいてくれた親、楽しみと苦しみを共に分かち合った友。すべてが今の自分を築き上げてくれた大事な思い出です。大宮開成での『日常』に感謝しながら、輝かしい未来に向けて、私たちは旅立ちます。」

 

答辞の後、卒業生と教職員は校歌と卒業式歌『仰げば尊し』を共に歌いました。
親、教師、友からこれまで受けてきた「無償の愛」への感謝の気持ちが歌に乗り、会場は温かな涙の風音に包まれました。

 

卒業生が退場と同時に壇上にいる担任の先生に感謝のサプライズメッセージを投げかけ、卒業式は感動のうちに幕を閉じました。

 

改めまして、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
卒業は「終わり」ではなく、新たな旅の「始まり」です。
どうかお元気で!寂しくなったらいつでも会いに来てください!卒業しても「大宮開成の仲間」であることは変わりません!

そして、卒業生の保護者の皆様、これまで本校の活動にお力添えを賜りましたこと、心より感謝申し上げます。