7月11日（月）、高校３年生対象に愛知和講演がありました。様々な企業で人事や人材育成のお仕事に携わってこられた先生をお招きし、キャリアについて考える講演をしていただきました。

キャリアという言葉から、私達は職業、仕事、進路、経歴などを連想しがちですが、今回の講演では、キャリアを「仕事を中心とした人生」と捉えたお話がありました。

高校生にとって、仕事はまだ先のことのように思われるかもしれません。
しかし、キャリア形成とは、遠い将来のイメージや目標を漠然と思い描くのでなく、今想定できる出会いや経験を大切に積み重ねることであると教えていただきました。高校３年生にとって、大学でどのような出会いがあるか、どのような経験ができるかを想定し、それらを得られるよう大学受験に全力を注ぐのがキャリア形成なのです。

また、先生の経歴を聞く中で、出会う人との関係性を大切にし、自分のキャリアを楽しむとよいということを学びました。

今日の講演をうけて、生徒には、大学受験に対しても、仕事に対しても、そしてそれらの基盤となる日々の過ごし方に対しても、新たな気づきがあったことでしょう。高校３年生には、目前に控えている大学受験も、その後の仕事も、ただ漠然とこなすのでなく、自分ができることを気持ちを込めて最大限実践してほしいです。

（教諭　S）