今週の大宮開成

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2023/02/15

世界を変えたい。伝えたい。言葉に込めて【開成文化週間】

先日、中1〜高1全員が行ったプレゼンテーションの様子をお伝えしましたが(>記事はこちらから)。その中から、各学年で選ばれた生徒たちが、2日間にわたる「開成文化週間」の舞台で発表しました。

こんなに多くの聴衆の前で発表します。緊張するはず・・・なのですが、開始前の生徒たちは、リラックスムード。
↓頑張ります!

1日目は第1ステージ(中1・2生)の発表です。
中1は、「環境」をテーマに、エネルギーにあふれたプレゼンテーションをしていました。「紙レシートをリサイクルできないか、チャレンジしてみました!」、「再生可能エネルギーを知ってもらうための活動をしていきます!」など、具体的な行動を伴う、興味深い発表になっていました。

中2は、「日本」のSDGsへの取り組みを調べてていました。「このグラフの左の部分を見てください。この部分から、○○ということが分かります。」などと、データを上手に使っており、より説得力のあるプレゼンテーションになっていました。参考文献に新聞や多くの本が挙がっているのも先輩らしい!
 
(↑1枚目の写真はは中1、堂々と話しています。2枚目は中2、グラフを上手に使って説明しています。)

2日目は第2ステージ(中3・高1生)の発表です。
中3は、SDGsをテーマに、個人が研究したいテーマを調べて発表をしていました。飢餓、ジェンダー平等、フェイクニュースへの対策、代替肉といった、世界で問題になっているテーマに取り組んでいました。

高1は、これまで4年間の集大成として、自分でテーマを設定し発表を行います。自分でプログラミングをしてみたり、ゲノム編集について調べたり提案をしたりと、まるで大学生のようなテーマ設定。
「アジアイネに、パキボディウムのゲノムを挿入すれば、砂漠でも生産できるイネが開発できるのではないのか、と考えました。」
「持続可能な街づくりに貢献するために、地域でハロウィンパーティーを企画・実施してみました。」
「インターンに参加してみました。」
など、具体的な提案や行動をする生徒もいました。

市長や教育長にインタビューをしに行ったり、自衛隊の所長さんと話したり、国連の方と連絡を取って質問をする生徒も。ご協力いただいた皆様、ありがとうございます!

難しいテーマを選んでいても、さすが高1、聞いている人を引き込むのが上手です!!導入部分でクイズをしたり、問いかけをしたり、笑いを誘うことも忘れません。そのため、生徒たちは難しい内容でも、興味深そうにメモをとる姿が見られました。

なお、高1は開成文化週間で発表するのはこれで最後で、来年度(高2)は、今まで研究してきた内容を論文にまとめます。引き続き、研究を続けたり、自分の進路に生かしていってくださいね。

司会はプレゼン委員。大舞台を引っ張ってくれました。ありがとう。
 

(教諭 О)

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